主につみたてNISAに対応した投資信託の運用で利用できるウェブアプリ(Javascript)を開発しましたのでお知らせいたします。

#東北投信 で来週公開予定のアセットアロケーションツールはこんな感じ(動画)
PC、スマホともに利用でき、10スロットまで投資信託(主に #つみたてNISA 系)と安全資産を入力できます
先進国と米国の分類、為替ヘッジの有無、投資国の表示が主たる機能です
公開後は誰でも無料で使えます pic.twitter.com/1PLlOHRreq
— みらい@招財進寶 (@instockexnet) 2019年1月5日
このアプリは公開後、誰でも無料で利用可能で、1月14日にリリースしました。
開発動機
投資信託(特にインデックスファンド)の運用を行なう際、「アセットアロケーションは重要だ」とよく言われます。現代の投資理論では、アセットアロケーションを決定すれば、その後の利益や損失額はほぼ決まってしまうとさえ言われるからです。
しかし、例えば、
- ネットのオススメ投資信託ばかり買い集めている
- ポートフォリオとアセットアロケーションの違いがわからない
- アセットアロケーションを求めるには、わざわざエクセルで数式を入れなければいけない
などと、個人がアセットアロケーションの配分にたどり着くまでには結構長い道のり・・・というか、いくつかの気づきが必要になります。そして実際には、そこまでたどり着かない方のほうが多いのではないでしょうか(ただ、なんとなく運用しているような)。
実際筆者もアセットアロケーションにたどり着くまでに結構な時間を要しましたし、最初はなかなかよくわからないものだと思います。
というわけで、最初は計算用のエクセルを作って配布しようかと思いましたが、それでは個人が保有するファンドごとのアセットを入力しなければいけない(つまり、オーダーメイドになってしまう)ので、「じゃあ、ウェブで作ろう」ってことで開発に至りました。
案自体は結構長く持ってたのですが、実際着手したのは去年年末ですね。
JavaScriptは初心者でした
しかし、なんとかなりました

C言語なら書けるんですが、JavaScriptは始めてなので・・・と躊躇しましたが、まあなんとかなりました笑
結局、内部の算数の処理の記述はC言語と大して変わらないので、ウェブのフォームとどう結びつけるか、みたいなところですね。そこらへんはネットを見よう見真似で作っていたら、なんとかできました。
JavaScript、意外と楽しい
JavaScriptは動的なウェブサイトを作るために利用しますので、C言語とは違う、操作する楽しさがあるように思います。
簡単なプログラムならすぐに書けることが分かりましたので、ちょっとしたブログ記事から動的なコンテンツまで広く使っていきたいな、と感じています。
iPhoneで生じる困った問題
投資信託名長すぎだよ・・・
筆者はiPhoneを保有していないので、有志の方に協力していただき、iPhoneでの表示テストも行ないました。その結果、投資信託名が長すぎて、リストの文字が切れてしまう問題があることがわかりました。

タグに「optgroup」を差し込むと、文字が小さくなり、折り返し表示になるものの、今度は複数のリストにチェックがついてしまい、ユーザーにとって戸惑いが生じる可能性があることもわかりました。
iPhone側のバグらしく、こまったものです。
対策は今後行ないます
今から直すのは大変(もうすぐ公開したいので)なので、当面は横向きで利用してもらい、将来的に修正することにしました。セレクトボックスでなくとも、リスト形式で選択できれば良いので、そういうデザインになるように作り直すということで。
こういうことは事前に調べておくべきというか・・・iPhoneを買って用意しておく必要がありましたね。反省しています。
今後の方針
アプリをリリースし、しばらくは多くの方に使っていただこうと思います。多くの方に利用してもらえることを願うと同時に、新たな投資アプリを作っていきたいところです。
※追記:新たな投資ウェブアプリを開発しました
ピザロに続き「アセロラ」という新たな投資ウェブアプリを開発しました。ピザロよりは手早く、かつ見た目も綺麗に作れたように感じます。

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