地方の中小零細事業者・フリーランスが無料のSEO対策で検索上位を獲得する方法

突然ですが、あなたの今の事業の売り上げを増やすとしたら、どんなことをすればいいと思いますか?もし、インターネットを活用していないなら、そこには新たな可能性が広がっているかもしれません。

特に中小零細事業者はウェブサイトを持たない、またはあまり活用していないことが多いです。もし、ネットで誰かがあなたのビジネスを探しているとしたら、見込み客を逃しているかもしれませんね。

以下では、ウェブサイトを作成したあなたの事業の公式サイトを、SEO対策(主にグーグルの検索結果で上位を取るための対策)を通じて、上位表示させるための方法を紹介。できるだけ、無料かつ個人でもできることに絞って紹介します。

そもそも、ネット検索で上位を目指す意義

  • 検索経由で自分のビジネスを知ってもらう
  • 自分の「実在」の客観的な証明の1つになる
  • 検索経由で問い合わせがある(仕事に繋がる)

ウェブサイトを開設したら、それだけで周囲を出し抜ける

2018年現在、大規模事業者がウェブサイトを持っているのは「当たり前」になっていますが、地方の小規模事業者はまだまだウェブサイトを持たないことが多いです。

  • ウェブサイトは必要ないから?
  • ウェブサイトの作り方がわからないから?
  • ウェブサイトを作るメリットがわからないから?

そのため、地方の小規模事業者が自社のウェブサイトを開設するだけでも、周囲のライバルを圧倒的に出し抜けます。ウェブサイトを持ってるだけでも、あなたはネットの検索ユーザーにとっては魅力的な事業者の1人(一社)なのです。

しかし、そこにちょっとしたSEO対策を施すことで、利用者にとって、さらに利便性が高まります。お金をかける必要はないので、ちょっとできることから始めてみませんか?

ウェブサイトの開設に必要なサーバーとドメイン(abcdefg.comみたいなもの)には、年間のコストがかかります。無料サーバーや無料ドメインもありますが、サービス終了のリスクもあるので、ここだけはお金をケチらないほうが良いです。

全部無料!一人でもできるSEO対策

無料の解析ツール「Search console」と「Google Analytics」を使おう

あなたのウェブサイトにどのような経路でユーザーが到達し、どのようなページを見ているかを解析するために、グーグルが提供する無料のツールを導入します。それが「Search console」と「Google Analytics」です。

Google Search Console
Redirecting...

両者の役割はちょっと違います。

  • Search console:あなたのページに来たユーザーが使った「検索キーワード(検索クエリ)」を解析
  • Google Analytics:1日の閲覧ユーザー数や、よく見られているページなどを解析

この2つを導入することで、あなたのウェブサイトにどのような経路でユーザーが到達し、どのようなページを見ているかを解析できるのです。

例えば、以下はSearch Consoloの画面で、検索クエリの表示回数やクリック数、検索結果ページ(SERPs)でのあなたのウェブサイトの順位などをチェックできます。当然ですが、検索順位が高く、よくクリックされているキーワードほど、あなたのページにユーザーが多く流れていることを意味します。

以下はGoogle Analyticsの画面。毎日、何人のユーザーがあなたのウェブサイトを訪れたかをチェックできます。

グーグルアナリティクス

下記記事で紹介するように、筆者運営サイトでは、これらとは異なるツールを使うこともありますが、競合の多くない一般的なウェブサイトの運営ならば、この2つだけで十分です。

青森県八戸市でSEOを考慮したウェブコンテンツを作成しています
筆者は青森県八戸市でウェブサイトの運営を通じて収入を得る、いわゆるブロガーやアフィリエイターと呼ばれる活動を行っています。 本記事では、筆者の作成したサイトが、検索結果画面で上位表示を実現する(いわゆるSEO対策)ために行っている方法...

「Search console」と「Google Analytics」の結果を見て、自分のサイトのチェック

さて、「Search console」と「Google Analytics」をチェックすると、あなたが思ってるよりも人が来ていないかもしれません。その場合には、以下のいずれかです。

  • サイトの内部が悪い・弱い
  • 競合サイトが強い

そこで、「Search console」と「Google Analytics」の結果を踏まえて、自サイトの内容を改善していきます。よくチェックすべきは以下の事柄だと思います。

競合サイトの強弱は、ライバルサイトの作りこみを見ればわかると思います。基本的にライバルが強いキーワードは「お金になる」とお考えください。上位を獲得できれば、そこに商機があります。

ページのタイトル・見出しタグ・本文中に狙っているキーワードが含まれているか

例えば、「青森 SEO対策」というキーワードで上位を表示したいのに、ページのタイトルが「秋田できりたんぽ食べた」みたいなワードであれば、当然「青森 SEO対策」という検索にはかかりません。そこで、「青森県でSEO対策するならココ!」みたいなタイトルとコンテンツに寄せていくわけです。

グーグル検索では、(ほかにも様々な要因がありますが)H1→H2→H3→・・・H6→Pタグといった順番でテキストの重要度が決まってきます。狙っているキーワードは積極的にタイトルや見出しに含めていくべきです。

なお、やりすぎると検索順位を落とされます。あくまで自然な文章になるように作ります。

自社のサービスは全て余すところなく解説しているか

おそらくですが、グーグル検索では以下のようなページが高く評価されます。

  • ユーザーが検索をやめたページ
  • ユーザーが申し込みを行ったページ
  • 最終的にユーザーが到着したページ

そのため、あなたのページに到達したユーザーを再び検索結果に戻さないような施策が必要です。

  • あなたのサービスはどんな内容?
  • 事業者の代表は?会社や事業の沿革は?
  • 実績は?口コミは?
  • 他社と差別化できるポイントは?
  • 問い合わせ先は?

こういった事柄は極力全てウェブサイトに盛り込むべきです。

ブログなどはともかく、サービス申し込みを伴うウェブサイトはかなり不信感を持って見られているとお考えください。申し込みをしたら、何か悪い目にあうのではないか?とユーザーに思われています。そこから申し込みに結びつけるためには、どのようなコンテンツが必要なのか、は一度お考えになってみてください。

サイト内部の風通しは良いか(内部リンクは充実しているか)

内部リンクの有無は、SEO対策上重要です。筆者が思うところでは、内部リンクの少ないサイトは検索であまり良い評価をされないように感じます(ユーザーの直帰率が高くなるため?)。そこで、ユーザーの役に立つ内部リンクは積極的に使っていきます。

ウェブブラウザがChromeの場合、「Page Analytics」というグーグル純正の拡張プラグインを利用すると、ウェブサイト上に内部リンクのクリック率を表示できます。あまりクリックされない内部リンクは削除し、クリック率の高いものを残していくと、ユーザーにとってサイト構造の最適化に繋がります。

Page Analytics (by Google)
The Page Analytics Chrome Extension allows you to see how customers interact with your web pages.

よくある集客方法「オウンドメディア」

オウンドメディア(Owned Media)とは「自社で保有するメディア」の総称のこと。本来はパンフレットや自社サイトすべてを指しますが、オンラインマーケティングの中では自社で運営・情報発信を行うブログのようなサイトを意味することが多いと感じられます。ペイドメディア(広告などを出稿する他社のサイト)・アーンドメディア(FacebookやTwitter、CGMなど自社からの情報を発信できるソーシャルメディア)と組み合わせて施策を行うことで幅広いユーザー層に接触することができます。

5分で理解!オウンドメディアとは?~事例とともに分かりやすく説明します~|プロの視点|【無料お試し】コンテンツマーケ・SEOツール-MIERUCA(ミエルカ) コンテンツマーケティング・オウンドメディア集客・SEO分析
オウンドメディア(Owned Media)とは「自社で保有するメディア」の総称ですが、その目的や意味とは?なぜ「自社でメディアを運用する」必要があるのでしょうか。20社以上のコンサルを手がけてきた白砂ゆき子が、優れた事例を紹介しつつオウンドメディアの目的や必要性をシンプルに分かりやすく説明します。

最近よくある集客方法の1つに「オウンドメディア」の運営があります。これもSEOをフル活用して集客を行うものです。しかもオウンドメディアの場合、自社公式サイトと同じドメインを利用することで、自社のドメインを強くする(=検索上位を取りやすくなる)効果を期待できます(その代わり、インチキするとメディアとともに自社サイトも検索結果から消えます)。

中小零細事業者ができるオウンドメディア運営としては、

  • 自社が知るノウハウを発信
  • 顧客との事例を紹介・解説

などでしょうか。おっと、このサイトもちょっとオウンドメディアっぽいですかね?

どうしても無料のSEO対策だけでは上位表示できない場合

どんなに頑張っても、様々な要因が理由で、簡単なSEO対策だけでは検索上位表示できない場合もあります。

  • サイト構造があまり良くない
  • ライバルがめっちゃ強い(青汁やダイエットみたいなキーワード※)

※こういった競合ワードは、攻略のためにかなりお金がかかっています

そのような場合には、ツイッターなどのSNSも併用しながらの集客がオススメです。ツイートして、ウェブサイトを見てもらって、そこから申し込み、の流れですね。

何も持たない人間が、拡散力のあるツイッターアカウントを作って、小ビジネスに結びつける方法
ブログや電子書籍など、あなたの商材を知ってもらい、一人でも多くの人に見てもらう・買ってもらうためには、一人でも多くの人に商材のことを知ってもらう取り組みが必要です。 今回は、日本のネットインフラの1つである「ツイッター」を使っ...

「外部対策」はやめたほうが良い

別のサイトからリンクを貼ってもらうことを「外部対策」といいます。検索結果は人気投票の側面もあるので、よくリンクが貼られているページは検索結果でも上位に表示されやすいです。

しかし、じゃあ「リンクいっぱい貼ればいいのね」と考える人たちは昔からいるので、グーグルもそこはきっちり対策するようになっています。少なくとも、SEOのためにリンクをたくさんつけると、ペナルティのリスクも高まります。ペナルティを受けると、自社のウェブサイトは検索結果から消えます

使い捨てのサイトでやるならまだしも、ブランディングを目的としたウェブサイトにSEO目的のリンクをつけるのは避けた方が良いです。

まとめ

  • ウェブサイトは必ず作ろう。地方の事業者は未だウェブを持たない企業も多く、ウェブサイトがあるだけで周囲を出し抜ける
  • 「Search console」と「Google Analytics」は必ず利用しよう。どちらも無料。必要であれば、「Page Analytics」を使っても良い
  • 自社サイトを上位表示させるためのよくある手法の1つに「オウンドメディア」を作ること。事業の実績や顧客事例の解説などはコンテンツ化しやすい

ちなみに、地方の場合にはネット検索をしない人たちも少なからずいます。そのため、ウェブだけで集客するのも難しく、ポスティングなどの従来の広告媒体も併用しながら、認知を高めるのが現実的です。

ウェブサイトがあって、SNSも運用して、チラシも配布して・・・とやるとかなり大変ですが、その分多くの見込み客にアクセスできるのではないでしょうか。

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